日本遊技関連事業協会(日遊協、会長・庄司孝輝氏)は6日までに、「2019年度パチンコ・パチスロファンアンケート調査」の概要を発表した。07年から毎年実施しているもので、今回の調査では、昨年11月19~12月10日に会員ホールなど30社・162店舗で来店客に対する聞き取り調査を実施。2811人の回答を集計・分析した。
調査トピックには5項目が挙げられ、「パチンコ・パチスロ中断経験」では、1年以上の遊技中断経験率について約3割が「ある」と回答。「自由になる時間やお金が減るなど、自分自身を取り巻く環境が変わったから」と外的要因を多く挙げた。
「パチンコ・パチスロの評価」については、現状のパチンコ・パチスロに「あまり連チャンしない」「大当たりしにくい」などの不満の声が寄せられた。また、ホールについては年代の高い層が「行きやすい、居心地がよい場所」と評価。20代以下の若い年代層では「機種の好み」が遊技継続意向の主な理由となっていた。「将来パチンコ店にあったら便利だと思う施設・サービス」は、「キャッシュレスで遊技できるシステム」との回答が最多。