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FCC、4工程でコロナを徹底殺菌 感染防止へサービス拡充

 害虫駆除などを手掛けるFCC(神奈川県藤沢市)は、新型コロナウイルス感染の拡大防止と発生後の安全確保に向けた殺菌消毒サービスを拡充する。

 殺菌消毒サービスは通常、日本水道協会品質認証センター(JWWA)認証薬品で厚生労働省も推奨する次亜塩素酸ナトリウムの散布か、アルコール除菌で対応する。

 しかし、FCCは20人の専属スタッフが4工程を数時間かけて徹底的に殺菌消毒する。まず、次亜塩素酸より2.6倍の殺菌効果がある二酸化塩素ナトリウムを、空中に浮遊する菌に向けて散布。その後、次亜塩素酸を厚労省が薦める1000ppmではなく、2倍の2000ppmに希釈して散布。これにより殺菌効果を高める。

 さらに、アルコールによりドアノブなどを拭き取った後、自然界に自生する植物から抽出したエキスで作られた消臭・抗菌液剤を噴霧する。

 感染者や濃厚接触者らの出入りにより閉鎖を余儀なくされている屋内現場のある企業、病院、ホテルなどからの早期再開を求めるニーズに応える。5月は前月比2倍の10件の受注を目指す。

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