サービス

夏季賞与減額、融資枠設定も ソラシドエア業績悪化

 中堅航空会社、ソラシドエア(宮崎市)の高橋宏輔社長は27日に記者会見し、従業員への今年の夏季賞与(ボーナス)を昨年より減額する方針を明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大で利用者が激減し、業績が悪化したため。減額幅は検討中で、7月上旬までに詳細を決める。

 高橋氏は業績悪化を受けた資金確保のため、日本政策投資銀行や九州の地方銀行などから融資枠の設定を受けたと説明。「4、5月は需要が喪失したが、何カ月間かは収入がなくても耐えられる手元流動性は確保している」と強調した。

 同日発表した2020年3月期決算(単体)は最終利益が前期比53.2%減の9億円に落ち込んだ。売上高も0.2%減の418億円となり、減収減益だった。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus