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ウーバーイーツ配達員への保険サービス 損保ジャパンなどが商品化

 新型コロナウイルスによる外出自粛や在宅勤務の広がりで利用が急増しているフードデリバリーサービス「ウーバーイーツ」の配達員がけがをしたり、入院したりした際、傷害や所得を補償する保険サービスが登場する。損害保険ジャパンがフリーランス、個人事業者や副業を営む会社員らが加入する一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会(フリーランス協会)と協力し、商品化した。同協会がシェアリング事業者向けに新設した福利厚生制度の第1号として6月1日に提供開始する。

 提供する「損害補償付きベネフィットプラン(障害プラン)」は24時間365日補償で、配達員が待機中も対象とする。ウーバーイーツを運営するウーバー・ジャパンの補償は配達中の事故などに限られていた。

 配達員が同協会の有料会員(年会費1万円)になれば、日額で入院1100円、通院500円の損害補償のほか、健康診断や人間ドック、映画やレジャーといった優待を受けられる。任意でけがや病気で就業できなくなった場合の所得補償や、損保ジャパンがフリーランス協会の一般会員に提供する報酬トラブル弁護士費用保険「フリーガル」にも加入できる。

 内閣府の推計で、フリーランス人口は副業も含め約341万人に達する。雇用関係や時間、場所に縛られない新しい働き方として注目されてきたが、新型コロナによる影響で就業・所得環境は一変している。半面、飲食店の営業自粛要請や在宅勤務の増加などからフードデリバリー需要は高まり、コロナ禍で職を失ったフリーランスやアルバイト学生らがウーバーイーツの配達員に就くケースが増えている。ただ、最近は交通事故なども増えており、新設した障害プランを通じ、配達員が安心して働ける環境整備を後押しする。

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