JR東日本は23日、16都県主要18駅の土日だった20、21日の自動改札利用実績を明らかにした。前週(13、14日)と比べ長野38%増、高崎34%増、千葉23%増となり、全ての駅で2桁の伸び率となった。19日に都道府県をまたぐ移動自粛が全面解除。土日の新幹線と在来線特急を合わせた利用者も50%増で、各地で鉄道を利用した外出が増えたとみられる。
JR東によると、前年の同じ曜日の2日間と比較すると、大半の駅で減少幅は40~50%台。新型コロナウイルスの感染拡大前との比較では、利用者はかなり少ないのが実情だ。一方で千葉30%減、水戸34%減、大宮36%減と前年の6~7割程度になった駅もあった。
東京都心では、前週と比べ東京20%増、新宿17%増、渋谷19%増。前年同期との比較では東京58%減、新宿55%減、渋谷47%減で4~5割程度の人出にとどまった。