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セグウェイ生産終了へ 立ち乗り二輪車、販売不振

 「セグウェイ」の名称で知られる立ち乗り電動二輪車の生産が来月15日に終了することが明らかになった。米国の製造元が23日発表した。開発時から「夢の発明」と騒がれ、2001年に発表された際は大きな反響を呼んだ。警備や観光で活用されたが、販売は振るわなかった。

 セグウェイは声明で「近年セグウェイの市場は飽和している。セグウェイは非常に耐久性があり、多くは10年以上使われている」と述べた。

 セグウェイは、米国の発明家ディーン・カーメン氏が開発。ブレーキやアクセルはなく、左右の車輪の間の台に立って体重の重心を移動することで前進、後退や方向転換ができる。

 1999年に米東部ニューハンプシャー州で設立されたセグウェイは、2015年に中国のベンチャー企業ナインボットに買収された。最近は電動スクーターなどに力を入れているという。(共同)

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