現場の風

ケンミン食品 ビーフンを健康食品としてPR

 ケンミン食品営業部 東京支店営業課係長・谷川聖佳さんに聞く

 --通信販売事業の売り上げが好調だ

 「3~5月の売り上げは前年同期比78%増加した。新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛でスーパーなどへの買い出しが難しい人が利用しているようだ。中でも冷凍焼ビーフンの超薄型包装が、大量に買い置きしても冷凍庫のスペースを取らずストックしやすいと評価された。味付け済みで多種多様な野菜などの具が入っており、健康的な簡便商品ということも受け入れられた」

 --コロナ禍で分かったことは

 「ビーフンは野菜に合うイメージが強かったが、米100%使用の麺なので小麦アレルギーの人でも安心して食べられる。しかも小麦を原料とする食品の摂取を制限するグルテンフリーであり、血糖値の上昇が緩やかな低GI食品でもある。健康志向が高まる今、ビーフンを知らない人は多いので健康食品として売り込みたい」

 --そのための活動は

 「社員20人が昨秋から『一日一レシピ』プロジェクトを開始。私も『管理栄養士レシピ』として一人暮らしをコンセプトに簡単・栄養料理を紹介している。この延長として、『シェフがつくるビーフンのまかないレシピ』を公開。毎日の食事作りの助けになりたいという思いから企画した。15人の一流シェフが参加してビーフンの新たな魅力を紹介している」

 --レシピ公開の効果は

 「シェフの発想は、私たちと違うので料理の幅が広がる。在宅が増えており、レシピを参考に親子で料理を作るいい機会だ。1960年に発売された『ケンミン焼ビーフン』は『最も長く販売されている焼ビーフンブランド』としてギネス世界記録に認定された。これを使って、スローガンに掲げる『HAVE A RICE DAY』、つまりビーフンで笑顔になってもらいたい」

【プロフィル】谷川聖佳

 たにがわ・せいか 武庫川女子大生活環境学部卒。2013年ケンミン食品入社。17年営業部関西支店営業課係長、18年3月から現職。20年3月広報室係長兼務。兵庫県出身。

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