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不祥事相次ぐ三菱電機「風土改革に全力」 株主総会で社長

 三菱電機は26日、東京都内で定時株主総会を開いた。社員の自殺者が相次いだ労務問題やサイバー攻撃を巡る情報流出、半導体の検査不正など不祥事が続いており、再発防止の取り組みが課題だ。杉山武史社長は「職場風土の改革に全力を挙げて取り組む」と述べた。

 労務問題に関しては、昨年夏に新入社員が自殺し、平成26~29年にも社員5人が精神障害を患うなどして労災認定され、うち2人が自殺した。

 今年1月にはサイバー攻撃による情報流出が発覚。防衛情報が含まれていた可能性もある。2月には、検査を規格通り実施せず産業向け半導体製品を出荷していたと発表していた。

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