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レジ袋有料化スタート 海外に比べ「出遅れ感」否めず

 レジ袋などから発生するプラスチックごみの1人当たりの排出量は、日本が米国に次いで2番目に多い。プラスチック循環利用協会の調査では、年間約900万トンのプラごみを出し、うち約400万トンは袋やペットボトルなどの使い捨てだ。レジ袋が海中で見つかったり、野生生物が袋を誤食したりするなど環境への影響も大きい。

 各国では日本に先行して対策が進んでいる。

 経済産業省の資料によると、中国は2008年に有料化し、薄くて使い捨てにされやすい袋は生産や販売を禁止している。欧州でも15年以降、英国やフランスなどで有料化したり、使用を禁止したりする取り組みが相次いでいる。

 海外では規制の対象がプラスチック製の食器やストローなどに及ぶ国や地域も出てきた。

 日本で今回有料になったのはプラごみの中でも数%とされるレジ袋だけで、対象を広げた追加の対策が必要との指摘もある。

 環境保護団体のグリーンピース・ジャパンは日本の取り組みについて「使い捨てプラスチック対策の第一歩」としつつ、規制が進む各国に比べ「出遅れ感が目立ってしまう結果となった」と批判している。

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