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東芝系が新システム 車部品設計データをメーカー超え共有

 東芝デジタルソリューションズ(川崎市)は8日、自動車メーカー各社の系列など企業の枠を超えて部品設計データを共有し、コンピューター上で試作車を造るシステムを開発したと発表した。使っているソフトの種類を問わずデータを接続できるようにした。部品メーカーの参入障壁を低くし、開発の期間短縮や費用削減を狙う。

 自動車開発では通常、各部品の設計データを基に燃費や走行性能をコンピューター上で検証する。検証で使用するシミュレーターのソフトが自動車各社で違うため、系列以外の部品メーカーが不利になることも多かった。東芝の新システムでは自動車各社が既に使っているシミュレーターに互換性を持たせた。自動車関連企業向けに9日から販売開始。自動車以外の製造業でもシステム活用を促す。

 国内の主要自動車メーカー7社の研究開発費は年間計3兆円を超えている。新システムで効率化につながるとしている。

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