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CO2からプラ原料を量産 富山大、日本製鉄など5社と開発

 富山大は、日本製鉄、千代田化工建設、三菱商事など民間企業5社と共同で、火力発電や製鉄で排出される二酸化炭素(CO2)から、プラスチックの原料となる物質を大量生産する技術の開発を始めると発表した。富山大によると、成功すれば世界初。2028年度までに大規模プラントを稼働させるのが目標。

 富山大によると、富山大と日本製鉄は18年に、CO2と水素を反応させ、ポリエステルやペットボトルの原料となる「パラキシレン」という物質を作る技術の特許を取得。共同開発では、火力発電や製鉄などの過程で排出されるCO2からパラキシレンを量産することを目指す。

 世界では年間約4900万トンのパラキシレンが使われており、これを全てCO2から作ることができれば、年間1.6億トンのCO2排出削減につながるとしている。椿範立・富山大教授は「日本発の技術で世界に貢献したい」と力を込めた。

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