サービス

AIが車内放送読み上げ 東芝子会社開発、JR東が採用

 東芝デジタルソリューションズ(東京)は15日、人工知能(AI)を使った自動音声ソフトが、JR東日本の運行する列車の車内放送向けに採用されたと発表した。遅れや運休などに関する文章を送信すると自動で読み上げる。日本語と英語、中国語、韓国語に対応し、管内の全駅名を登録しておくことで自然な発音を可能にした。

 運行を管理する部署が「お客さま救護の影響で、一部列車に遅れが出ています」などの文章を作成して車掌の携帯端末に送り、車内で放送する。

 JR東日本によると、4月に導入したところ乗務員の業務が効率化され、乗客への対応に時間を割けるようになったという。

 AIは500程度の例文を基に学習し、入力した文章を自動で読み上げる。新たな文章を録音する必要はない。東芝側は家電の操作案内やニュース原稿のアナウンスなどにも利用を広げたい考えだ。

 親会社の東芝は自動音声ソフトを1998年に開発し、改良を繰り返してカーナビなどに使われている。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus