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頑丈タブレットの「頑丈度」高める パナ系が性能強化

 パナソニック モバイルコミュニケーションズは、頑丈タブレット「TOUGHBOOK FZ-A3」を、国内法人向けに発売した。

 TOUGHBOOKは、屋外や厳しい自然環境などの過酷な現場での業務用途に向けた、パソコン/タブレット製品シリーズ。製造、物流、流通・小売り、ガス・電気・水道などのインフラ、医療など幅広い現場で採用されている。新製品は、過酷な現場での使用に備え、前モデルより頑丈設計を強化した10.1型のAndroidタブレット。高解像度・高輝度液晶を搭載し、屋外での視認性を確保した。

 前モデルから耐落下性能を強化し、MIL規格準拠の120センチ落下試験(動作時・26方向、合板)に加え、独自試験として、より厳しい条件の150センチ落下試験(動作時・6方向、コンクリート)を実施。また、耐環境性能を強化し、マイナス20度の低温でも動作可能とした。

 利便性の面では、標準バッテリーで約9時間駆動、大容量バッテリー搭載時は約15.5時間の長時間駆動を実現(同容量のバッテリーパック2個で1セットの運用)。交換が簡単なカバー一体型バッテリーパックで、現場で工具なしに交換ができる。また、近距離無線通信規格「NFC」の標準搭載により、ユーザー認証を簡単に行える。

 操作性については、使用シーンに合わせてタッチ操作モード(ノーマルモード/手袋操作/スタイラスペン/水滴誤動作防止)を選択でき、新型コロナウイルス感染予防のための手袋装着時や、雨にぬれてもタッチ操作が行える。

 製品ラインアップは、Wi-Fiモデル、NTTドコモ対応モデル、KDDI(au)対応モデルの3種類。それぞれに標準バッテリーパック搭載モデルと大容量バッテリーパック搭載がある。価格はいずれもオープン。(インプレスウオッチ)

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