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店舗など入退室者を自動カウント 東陽テクニカが独社製システム販売

 東陽テクニカは独Deutsche Kennzeichen Technik GmbH(DKT)と代理店契約を締結したと発表した。これに伴い、同社の入退室管理システム「Digital Control System(DCS) 240」の国内販売を開始した。

 「DCS 240」は、店舗や公共施設、イベント会場などでの入退室者数を自動でカウントし、入室可能かを表示する管理システム。入退室口に設置するだけで、センサーが横を通過する入室者、退室者の数を自動でカウントし、設定した定員に対して空きがあるかをディスプレーに表示する。

 カウント作業に当たって、人が介在しないことにより感染リスクを低減できる点がメリット。電源に接続するだけで簡単に設置して運用を開始できる。また、ディスプレーに表示する画像は自由に変更可能となっており、広告や案内の表示も行える。

 対象物との距離を測定する最新のToF(タイム・オブ・フライト)センサーを採用し、「DCS240」を中心に両側1.2メートルまでの検知に対応。オプションとして、退室専用口のためのサテライトユニットも用意されている。

 東京テクニカによると、ドイツでは店舗や公共施設での入室者数制限が行われており、「DCS240」は、スーパーマーケットをはじめとした各種店舗やフィットネスセンターで利用されているという。(インプレスウオッチ)

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