メーカー

段ボールメーカーの飛沫防ぐ紙素材仕切り好評 デザイン豊富で耐久性も

 梱包(こんぽう)資材の段ボールメーカー、カワグチマック工業(兵庫県尼崎市)は、新型コロナウイルスによる飛沫(ひまつ)感染を防ぐ紙素材の対面式仕切り「フェイスパーテーション」を発売した。強化段ボールの枠に、透明な塩ビシートを貼って顔が見えるようにした。

 枠の段ボールは7種類のデザインをそろえ、切り絵やフォトフレーム感覚で楽しめる。銀行や店舗、宿泊施設の受付・窓口での導入を想定。既に設置した企業・自治体からは簡単に設置できるにもかかわらず安定感や耐久性、見栄えに優れると好評で、年内に5000台、金額にして4500万円の売り上げを目指す。

 また紙素材で組み立てる消毒液スタンドを商品化。子供が幼稚園で楽しく手や指を消毒できるようアヒルやカッパ、ゴリラなど動物が描かれた「ふれあい動物」や「森の動物」を用意した。部屋のインテリアにもなる。オフィスでの使用も見込み、表面パネルに社名やロゴ、キャラクターなどオリジナル印刷を可能とした。年内の売り上げ目標は1000台、1500万円。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus