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日本車の7月米販売15%減 新型コロナ感染拡大で低迷続く

 日本の自動車メーカー4社が3日発表した7月の米新車販売台数は、前年同月と比べ15・4%減の37万477台となった。新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからず、需要低迷が続いている。

 経済活動再開の進展に加え、営業日数が前年同月よりも1日多かったことで、減少率は6月の19・0%減からやや持ち直した。ただ南部や西部の州を中心に感染が再拡大しており、販売の本格的な回復はなお見通せない。

 トヨタ自動車が19・0%減の16万9484台、SUBARU(スバル)は19・7%減の5万1458台だった。ホンダは11・2%減の12万5450台。一方、マツダは3・4%増の2万4085台と、6月に続いてプラスを確保した。

 日産自動車と三菱自動車は月次のデータを開示していない。日産は今年から四半期ごとの実績のみの開示に切り替えた。三菱も4月分から追随した。(共同)

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