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アサヒがノンアル生産設備を新設 CO2排出を年560トン削減

 アサヒビールは、ノンアルコールビールの生産設備を博多工場(福岡市)に新設する。同社にとって4拠点目となるノンアルビール生産設備の新設で、物流効率を向上させて、環境負荷軽減につなげる狙いがあるという。投資額は約31億円で、今年8月に着工し、2021年5月の稼働を目指す。

 同社のノンアルビール「アサヒドライゼロ」の生産拠点は、福島工場(福島県本宮市)、茨城工場(茨城県守谷市)、吹田工場(大阪府吹田市)の3カ所のため、中国・九州エリアへは長距離輸送が必要となる状況だった。新設するノンアルビールの生産ラインでは年間約100万ケース(1ケースは大瓶20本換算)の能力がある。主に九州・山陰エリア向けに出荷するという。生産地点が消費地により近くなることで、トラック輸送距離の短縮化や物流体制の平準化により、二酸化炭素(CO2)排出量換算で年間で約560トンが削減できる見込みだ。

 同社はこれまでも長距離トラック輸送の削減や環境負荷軽減を目指し、アサヒビール名古屋工場(名古屋市)の生産体制を強化を打ち出し、アサヒ飲料の「カルピスウォーター」や「三ツ矢サイダー」などペットボトル容器商品の製造ラインと物流倉庫(延べ床面積約1万平方メートル)の新設に総額約120億円の投資を決めた。21年4月稼働を目指して建設中で、稼働後は年間3400トンのCO2削減効果がある見通しという。

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