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マクドナルド、6月中間決算は増収 巣ごもりでドライブスルー好調

 日本マクドナルドホールディングス(HD)が12日発表した令和2年6月中間連結決算は、売上高が前年同期比2%増の1392億円、営業利益が0・7%増の147億円、最終利益は4・9%減の91億円だった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う政府要請などで店内飲食を取りやめたが、巣ごもり需要を取り込んだことが奏功した。

 コロナ禍の影響を受けた4~6月は在宅勤務の浸透でオフィス街に多い直営店は需要が落ちたが、郊外店の比率が高い店舗はドライブスルーなどを利用した持ち帰りが大幅に伸びた。

 既存店は客数が9・7%減だったが学校休校などで増大した「巣ごもり需要」で客単価は17%増、売上高が5・7%増となった。今年度までの3カ年の中期経営計画で宅配サービスを強化中で、6月時点の対応店舗数が1074店舗と前年同月比2倍超に達した点も外出機会を減らしたい消費者ニーズをとらえた。

 最終利益は、店舗閉鎖に伴う受け取り補償金の減少や店舗改装に伴う店舗用固定資産除却損の増加などで営業外収支が悪化したことで減少した。

 2年12月期連結業績見通しは据え置いた。出店計画も、1~6月期は新型コロナ影響で店舗開発に遅延が生じたが、10店舗以上純増の今期目標を維持する。

 12日開いたウェブ会見で下平篤雄副社長兼最高執行責任者(COO)は、6月の店内利用者数が前年並みに届かないことや夏休み短縮をマイナス影響としつつも、「新型コロナ前後で変化したニーズやライフスタイルへの対応が大切だ。これまでの常識にとらわれずできることはすべてやる」とした。

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