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ウォルマート、EC97%増 アマゾン追撃、店舗網活用

 米小売り大手ウォルマートは18日発表した2020年5~7月期決算で、米国の電子商取引(EC)関連の売上高が前年同期比97%増と大幅に伸びた。新型コロナウイルスに伴い、宅配サービスやインターネットで注文して店舗で受け取るサービスの利用が拡大した。

 ウォルマートはECの売上高を開示していないが、伸び率は米アマゾン・コムの4~6月期のオンライン販売(48%増)を上回った。充実の店舗網を活用したネット戦略で、ライバルを追撃している。

 ウォルマートの5~7月期の売上高は6%増の1377億4200万ドル(約14兆5千億円)、純利益が79%増の64億7600万ドルと増収増益だった。主力の米国市場で、ウォルマートの比較可能な既存店売上高は9%増と好調だった。(共同)

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