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1人乗り自動運転車の乗り放題サービス ZMPが東京・佃で実施

 自動運転技術開発のZMP(東京)は18日、自社開発の車いす型の自動運転1人乗り車両「ラクロ」を使った定額乗り放題サービスを、今秋から東京都中央区の佃地区で開始すると発表した。高層マンションの駐車場などを拠点に周辺のレストランやスーパー、病院などへ歩かず移動できることから、谷口恒社長は「足腰が弱くなりがちな高齢者の日常の移動問題解決につなげる」としている。

 ラクロは電動車いすとほぼ同じサイズで、最大時速6キロで歩道を走行。自動車の自動運転と同様の技術を搭載し、3次元センサーや立体地図データを元に赤信号も読み取って自動で停止・発進し、選択した目的地に運んでくれる。法令上は電動車いすと同じ扱いで自由に公道を走れるという。

 料金は月額1万円の乗り放題か、10分370円の都度利用を設定。近くインターネットで受け付ける。

 佃地区は高層マンションが密集し人口が多い一方で交通手段は少なく、ZMPは数百メートルといった近距離の自動運転移動の需要はあるとみている。カーシェアリングのようにスマートフォンアプリで事前予約し、解錠はスマホに表示するQRコードで行う。

 谷口氏は「新型コロナウイルス禍で人の移動が抑制されるなか、身近な街の重要性が増している」と強調。広大なスマートシティよりも、徒歩範囲のなかでロボットを活用する街づくりにつなげていくとした。

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