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パナ、テスラ向け電池増産 百億円超投資

 パナソニックが米電気自動車(EV)メーカー、テスラ向けの電池生産を増強することが19日、分かった。2021年までに百数十億円を投じて生産能力を1割程度高める見通し。テスラの主力車「モデル3」の販売が好調なことから、投資に見合う収益が得られると判断した。

 パナソニックは米ネバダ州で電池工場の「ギガファクトリー1」をテスラと共同運営している。現在13ある生産ラインに新たなラインを一つ加える他、電池そのものも蓄電容量が多いものに変える。

 自動車各社が新型コロナウイルス感染拡大で業績が落ち込む中、テスラは強気な投資姿勢を示しており、株価も急騰している。7月にはテキサス州に新工場を建設する計画を発表。パナソニックとの協業拡大に期待感を示していた。

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