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コロナ収束願い「黄金展」 日本橋高島屋、1000点金製品を展示販売

 日本橋高島屋(東京都中央区)は19日、約1000点の金製品を展示販売する「黄金展」を始めた。新型コロナウイルスの収束を願い、疫病を払うとされる妖怪「アマビエ」を描いた純金製カードや、七転び八起きにちなんだ黄金のだるまなどを集めた。入場料は無料で24日まで。

 アマビエのカードは名刺サイズで純金5グラムを使い、8万8000円で販売。売り場の担当者は「お財布に入れてお守りとして使ってほしい」とアピールする。だるまは高さ約1.8メートル、幅約1.5メートルで表面に約1700枚の金箔(きんぱく)を貼った。2200万円。コロナ対策の外出自粛を機に、自宅で眠っていた宝飾品を売りに出す動きが広まっており、会場には金や銀製品などの即日買い取りコーナーも設けた。金のネックレスなどを売却した東京都世田谷区の自営業の男性(51)は「金相場が高いうちに売ってと妻に頼まれた」と話した。

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