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巣ごもりガッチリ…「あつ森」好調続く スイッチ本体も押し上げ

 任天堂の家庭用ゲーム機「スイッチ」向けソフト「あつまれ どうぶつの森」の人気が発売から5カ月たった今も衰えない。ゲーム情報誌「ファミ通」によると、国内では家庭用ソフトの売上本数で7月まで連続首位を記録。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う「巣ごもり需要」が追い風となった。普段ゲームをしない女性の心もつかみ、スイッチ本体の販売も押し上げた。

 「島の広場めっちゃ密じゃん」。8月上旬、東京都中野区の桑迫静香さん(29)はスイッチの通信機能を使って仲間4人をゲーム上にある自分の「島」に招いた。この日はソフトのデータ更新で追加された花火大会が開かれ、浴衣で着飾った「どうぶつ」でにぎわった。

 コロナ禍でなかなか会えなかった友人とゲームの中で再会できた桑迫さんは「遠くにいる友人と夏らしいイベントが楽しめた」と満足げだった。

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