石油資源開発など5社が出資する福島ガス発電(東京)は24日、福島県新地町の相馬港に建設した火力発電所「福島天然ガス発電所」の2号機(59万キロワット)が同日に営業運転を開始したと発表した。4月30日に1号機(同)が運転を始めており、同発電所の営業運転が全面的に始まった。
福島ガス発電には石油資源開発のほかに三井物産、大阪ガス、三菱ガス化学、北海道電力が出資。出資各社が液化天然ガス(LNG)を調達し、LNGの調達量に応じた電気を各社がそれぞれの契約先に販売する。
発電所は2017年に着工。合計出力118万キロワットは一般家庭の200万世帯分に相当する。