日野自動車は24日、エンジン内の部品の強度が不足しているとして、トラック「日野レンジャー」1万741台(平成22年6月~23年7月生産)をリコールすると国土交通省に届け出た。部品の供給を受けたUDトラックスも「コンドル」2399台(22年6月~23年8月生産)のリコールを届け出た。
国交省によると、エンジンのピストンに関する部品に強度不足で亀裂が生じ、走行中にエンジンが損傷する恐れがある。
リコール対象とは別に、日野レンジャー112台とコンドル220台で、修理部品としてこのピストンが使われた可能性があるとして、注意を呼び掛けている。