東京ガスは26日、富山県高岡市と千葉県市原市にある木質バイオマス発電所を9月中旬に取得すると発表した。シンガポールに拠点を置くエネルギーインフラ会社と契約を締結した。取得額は非公表。
富山県の「伏木万葉埠頭バイオマス発電所」は建設中で、出力は5.1万キロワット、2021年10月に商業運転を開始する予定。千葉県の「市原八幡埠頭バイオマス発電所」は出力7.5万キロワットで、今年10月に着工し24年1月の商業運転開始を見込む。
燃料は米国などから輸入する木質ペレットで、発電した電力は東京電力や北陸電力に販売する。