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国内自動車8社の7月世界生産、前月から回復 米中が牽引

 自動車の国内大手8社が28日発表した7月の世界生産は、前年同月比14・1%減の200万7328台だった。国内では新型コロナウイルス禍の影響が残っているものの、米国と中国の2大市場の需要が回復してきていることで、6月の25・5%減から改善した。ただ、生産拠点を置く国・地域の状況で減少幅が拡大した企業もあり、コロナ対応の難しさが浮き彫りになった。

 トヨタ自動車は、中国ではスポーツ用多目的車(SUV)、米国ではハイブリッド車(HV)が好調となっており、世界生産は10・2%減と6月の24・0%減から改善した。

 ホンダも中国が好調で、海外生産の合計は7月としては過去最高を記録。世界生産の下げ幅は1・4%減に縮小した。

 米国に海外で唯一の生産拠点を置くSUBARU(スバル)も海外生産が7月として過去最高となったことで、世界生産合計はほぼ前年並みに回復した。

 日産自動車も中国の需要を取り込んで18・9%減、スズキは日本での生産が回復して10・4%減、マツダは19・6%減となり、いずれも6月から改善した。

 一方で、減少率が拡大したのはダイハツ工業と三菱自動車。それぞれ26・5%減、62・0%減となった。両社とも、新型コロナの影響がまだ深刻なインドネシアに主力工場があるため、生産に大きく響いた。

 同時に発表した8社の国内生産合計は、21・0%減の67万4057台。6月の36・4%減から改善しているものの、海外に比べれば新型コロナの影響が残っている状態だ。

 世界販売の合計は11・9%減の202万4134台だった。

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