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ユニ・チャームが口元見える透明マスク開発へ 来年中に商品化

 国内マスク最大手のユニ・チャームの高原豪久社長は共同通信のインタビューに応じ、透明の素材を使ったマスクの発売を目指す方針を明らかにした。口元を見て内容を読み取る聴覚障害者らに配慮し、来年中の商品化を目指す。

 店舗などのスタッフにとっても、マスクで顔が隠れると口元や表情が見えず、接客の障害となっている。透明なフェースシールドやマウスシールドはウイルスの飛散をある程度防げるが、顔との隙間が大きく感染防止の効果は限定的だ。

 高原氏は「表情が見えないことはストレスだ。ウィズコロナは数年続く」と指摘。半透明のフィルムと不織布を組み合わせ、マスクの形状にすることを考えているといい、開発を急ぐ。

 通常のマスクの増産も進めており、国内向けを優先した上で、余力があれば、来年初めごろから東南アジア諸国連合(ASEAN)地域に輸出する考えを明かした。

 高原氏は「日本製マスクに対するニーズは強い。病院など困窮度が高い人へ届けたい」と強調した。

 ユニ・チャームは使用済み紙おむつを原材料にした紙おむつの再生産に取り組んでいる。マスクのリサイクルについて、高原氏は「回収方法やコストなど課題はあるが、技術はある」と前向きな考えを示した。

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