伊豆半島ジオパーク協議会(会長・菊地豊伊豆市長)と静岡ガス(静岡市、岸田裕之社長)グループが3日、伊豆半島の地域活性化や環境保全などに連携して取り組むパートナーシップ協定を結んだ。10年間にわたる長期協定で、食▽環境教育▽地域活性化▽広報-の4分野を重点的に、連携してさまざまな事業を展開し、伊豆半島の魅力を世界に発信する。
手始めに今秋から、伊豆半島特産のワサビをテーマに両者が協力してイベントを開催する。
伊豆半島は平成30年に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界ジオパークに認定された。2年後の再認定に向けて来年には委員らの現地調査が予定されており、同協議会と地元を代表するインフラ企業との長期連携の成立は再認定への強い追い風になりそうだ。