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国勢調査の手提げ袋、メルカリで一時販売 出品禁止に指定

 高市早苗総務相は15日、国勢調査の調査員に配布している手提げ袋がフリーマーケットアプリ「メルカリ」で販売されていたことを確認し、アプリを運営するメルカリに出品の取り下げを要求したことを明らかにした。高市氏は「国勢調査を装った詐欺などに用いられる可能性もある。フリマサイトの売買に使われたのは極めて残念」と述べた。

 メルカリによると、確認された手提げ袋の出品は1件で、同日朝に出品を取り下げた。すでに昨日の時点で売買が1千円で成立していたが、「発送前だった可能性が高い」(同社)という。同社は同日、犯罪に使われる可能性がある商品として、国勢調査の手提げ袋を出品禁止物に指定した。

 高市氏によると、手提げ袋は国勢調査の調査員に任命された人に配布されているもので、調査票を持ち歩く際は、この手提げ袋を使うように要請。回収した調査票を市区町村に提出する際にも、この手提げ袋を用いるように指導しているものだという。

 国勢調査は今月14日に調査票の配布とインターネット回答が開始された。調査を装って、銀行口座情報を聞き出すなど詐欺が発生することも懸念されており、調査員には専用の手提げ袋のほか、調査員証や腕章を配布している。高市氏は「国勢調査で金銭の要求やクレジットカードの番号、銀行口座の暗証番号を聞くようなことは絶対にない」と注意を呼びかけた。

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