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“羽衣”コーヒーカップで三保の魅力発信・静岡

 世界文化遺産・富士山の構成資産である三保松原(みほのまつばら)(静岡市清水区)の魅力を発信しようと首都圏の大学生で組織した「三保HAGOROMOプロジェクトチーム」は、コーヒーカップのデザインコンテストを行い、優勝作品を決定した。全国投票を行い約700票を集めて優勝したのは、富士の麓で踊り、空へ向かう天女をイメージしたデザインを施した京都市立芸術大3年、橋本梨生さんの作品=写真=となった。

 応募は39作品あり、SNSや静岡市三保松原文化創造センター「みほしるべ」での投票などを合わせ2210票が集まった。橋本さんの作品はみほしるべミュージアムショップのカフェメニューのカップデザインとして使用を開始した。

 最終選考に残った5作品はカップとは別にみほしるべオリジナル商品にデザインを採用する予定。

 制作費用の後援やプロジェクト支援を進めてきたOtono(静岡市葵区)は、コロナ禍でミュージアムショップなどの販売が大きく落ち込む中、今回のプロジェクトでショップの認知度向上や来訪者の三保エリアでの消費額拡大などにつなげたい考えだ。

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