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モーリシャス事故、繊維会社が寄付募集 独自吸着材で重油回収狙う

 モーリシャス沖で日本の貨物船から千トン以上の重油が流出した事故で、繊維会社のエム・テックス(東京)が自社製の油吸着材を現地に届けるため、インターネット上で寄付を呼び掛けている。マングローブ林が入り組む海岸の清掃は人手が頼りだが、油の回収を効率化できるとしている。

 平成27年に創業した同社は、水をはじいて油を吸い取る吸着材を開発。普及品よりも油の保持力が強く、水を吸わないため処分が容易だという。昨年8月の記録的大雨で佐賀県大町町の鉄工所から約5万リットル(約60トン)の油が流出した事故では約19万枚(1億円相当)を無償提供した。

 クラウドファンディングと呼ばれる手法で資金を募っている。吸着材を購入して現地の非政府組織(NGO)に届ける仕組みで、1口550円から参加できる。油約1リットルを吸着するのに必要な量になるという。

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