サービス

ベンチャーに格安オフィス提供 日鉄興和不動産と米DNXが品川に開業

 日鉄興和不動産と米ベンチャーキャピタルのDNX Venturesは28日、高層オフィスビルの品川インターシティA棟(東京都港区)にインキュベーションオフィス「SPROUND(スプラウンド)」を開業したと発表した。同ビル22階の1フロア(約1400平方メートル)をパーテーションなどで仕切り、将来性のあるベンチャー企業に格安で貸し出す。

 50~60社程度の入居を見込む。DNX社が常駐し、入居企業は経営にかかわるアドバイスを受けることができる。最適な通信環境、感染症対策を徹底した室内空間を実現するなど、ウィズコロナ時代に合ったオフィス機能を提供する。

 運営資金が乏しいベンチャーは、長期利用を前提とした従来のオフィス賃貸が難しく、スプラウンドでは短期契約を中心とした。また、業務提携した米Knotel(ノーテル)のレンタル家具などを活用することで、オフィスの開設から拡張、退去時の原状回復までコストを抑えることができるという。

 同日、都内で会見した日鉄興和不動産の今泉泰彦社長は「世界で戦えるスタートアップ企業を生み出し、品川エリアのさらなる発展につなげたい」と語った。スプラウンドはsprout(芽吹く)とround(循環)を組み合わせた造語でスタートアップ企業の成長と「知の還流」を表している。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus