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中小製造業の資金繰り改善支援 ジェイテクト子会社など

 軸受け・工作機械大手ジェイテクト子会社で受発注支援のファクトリーエージェント(FA、東京都中央区)は6日、金融ベンチャーのマネーフォワードの決済子会社MFKESSAI(エムエフケッサイ、同千代田区)と提携し、町工場など中小製造業の資金繰りを改善する新サービスを始めたと発表した。

 新サービス「資金調達あんしんサポート」は、FAの受発注支援サイトを利用して町工場などが受注した案件が対象。発生した売掛債権をMFKが買い取り、最短2営業日後に現金化して町工場に振り込む。その後、発注企業からの入金後にMFKに返金する。買い取り手数料は買い取り想定額の1~10%程度。

 製造業の多くが手形を活用した後払い決済が一般的。ただ新たな取引先から仕事を受注した際、資材の調達や人件費の発生により、一時的に資金繰りが厳しくなる。そのため、金融機関などから追加の借り入れが必要となるが、融資の審査に時間がかかることが多い。

 MFKの冨山直道社長は製造業の資金繰りをめぐる課題について、「案件の受注から入金までの時間が長く、数カ月にも及ぶことも多い」と指摘する。このサービスを利用すれば、MFKが発注者に代わって一時的に立て替えるため、収支の時期のずれが解消でき、資金不足の期間が短くなり、資金繰りの改善に役立つ。FAの上出武史社長は「仕事が増えるほど資金繰りが楽になるという世界観を実現させたい」と語った。

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