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8月産業機械受注、4カ月ぶりプラス

 日本産業機械工業会が12日に発表した8月の産業機械受注額は、前年同月比3.8%増の4850億4800万円で、4カ月ぶりに前年同月実績を上回った。国内では民間企業の設備投資の先送りで低調だったが、前年同月にはなかった海外からのプラント受注が入ったため。

 内需は36.9%減の2376億2200万円で3カ月連続のマイナス。主力となる民間の製造業向けが23.0%減、電力などを含む民間の非製造業向けが51.8%減と大きく落ち込んだ。公共事業による官公需向けも3.9%減だった。

 外需は前年同月の約2.7倍の2474億2600万円で、5カ月ぶりのプラス。主力の化学機械が約12.7倍、ボイラー・原動機も約2.8倍と大きく伸ばした。

 同日に発表した8月の環境装置受注額は26.6%減の403億1600万円。2カ月連続のマイナスだった。

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