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ANA 大型機を半減 拡大路線見直し

 全日本空輸は21日、主に長距離国際線で使う大型機25~30機を削減する方針を固めた。リースを含め59機の大型機を保有しており、半減させる。現在の航空業界の状況では売却の際、取得時の価格よりも大幅に安くなることが想定されるため、まずは帳簿上の価格を引き下げ、評価損を計上する減損処理を令和2年9月中間決算で行う。大型機は小・中型機に比べ燃費が悪く整備費用などもかかるため、リストラ策の柱とする。新型コロナウイルスで、全日空は拡大路線を見直すことになった。

 航空会社にとって機材は収益の源泉で、保有機材の縮小は航空需要が回復した際の乗客増に対応できなくなる恐れもある。だが、需要は当面回復しない前提で事業計画を抜本的に作り直す必要があると判断した。

 全日空の親会社であるANAホールディングス(HD)は27日に発表する事業計画に盛り込む方針だ。3年3月期の連結最終損益見通しが5千億円規模の赤字になったことも同時に公表する。

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