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7~9月のロボット受注額 前年同期比0・6%増

 日本ロボット工業会がまとめた7~9月期の産業用ロボット受注額(会員ベース)は前年同期比0・6%増の1715億5100万円となり、2四半期ぶりの増加となった。新型コロナウイルスの流行が続くものの、経済活動の再開が進むにつれ、一時凍結されていた設備投資の案件が動き始めているようだ。

 7~9月期の総出荷額は前年同期比10・4%減の1576億8900万円で3四半期ぶりマイナス。国内出荷額は新型コロナウイルス感染拡大などの影響から、4四半期連続のマイナスとなる26・5%減の397億6900万円。輸出も3・2%減の1179億2000万円で3四半期ぶりのマイナスだった。

 同工業会では「新型コロナウイルスの感染(拡大)、貿易摩擦など受注額の増減で不安定な状況が続いている。業種、用途、仕向け地それぞれにおいて強弱が混在している」としている。

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