ＩＴを活用した顧客中心経営に向けて企業が顧客と長期的な関係を築く経営手法（ＣＲＭ）で成果を上げている企業・組織・団体を表彰する「２０２０ ＣＲＭベストプラクティス賞」（主催・ＣＲＭ協議会 会長・藤枝純教氏）に選ばれた１２社などに対する表彰式が４日、オンラインで行われた。同賞の「フジサンケイビジネスアイ賞」に選ばれたＮＴＴ東日本の矢野信二副社長らがオンラインで登壇、藤枝ＣＲＭ協議会会長から表彰を受けた。
表彰式であいさつしたフジサンケイビジネスアイの鶴田東洋彦社長は「ビジネスの中心に存在するのは顧客だ。コロナ禍の中で、顧客の動向を的確に分析し行動している受賞企業の取り組みは大いに参考になる」と話した。
例年は都内で表彰式を開催しているが、今回は、新型コロナウイルスの感染拡大防止に配慮しオンラインで行われた。受賞事例発表会についても、１９、２５の両日にオンラインで実施することにしている。