メーカー

パナソニックが社長交代 事業再編、持ち株会社に移行

 パナソニックは津賀一宏社長(63)が2021年6月24日付で代表権のない会長に就き、楠見雄規常務執行役員(55)が社長に昇格する人事を13日に発表した。22年4月に持ち株会社「パナソニックホールディングス」へ移行する。21年10月に現行のカンパニー制を廃止し、事業を再編する。

 持ち株会社化への移行で意思決定を迅速化し、競争力の強化を図る。「パナソニック株式会社」の商号は今後設立する事業会社が使用する。楠見氏は社長就任に先立ち、21年4月1日付で津賀氏から最高経営責任者(CEO)職を引き継ぐ。

 津賀氏は大阪市内で記者会見を開き「グループ再編で組織や人事を具体化する必要があったため、このタイミングで次期社長を人選した」と述べた。楠見氏は再編は長期にわたるとし「競合他社に負けていることがある。競争力を徹底的に強化する」と語った。

 持ち株会社化は、現在の車載事業などの社内カンパニーをベースとして事業ごとに分社化し、持ち株会社の傘下に置く。「パナソニック株式会社」には家電や空調、中国事業をまとめる。17日に詳細を発表する。

                  ◇

【プロフィル】楠見雄規氏

 くすみ・ゆうき 京大院修了。1989年松下電器産業(現パナソニック)。2019年4月からパナソニック常務執行役員。奈良県出身。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus