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CO-NECTがファクス、メール経由取り込み 複数の受発注システム一元化

 ITベンチャーのCO-NECT(コネクト、東京都千代田区)は、ファクスや電子メールなどによる注文情報を同社の受発注システム「CO-NECT」に取り込むサービスを始めた。このサービスを使えば、ファクスや電子メールに限らず、複数の受発注システム経由の注文情報を一元管理できるため、注文情報を入力する手間が省ける。

 ソフトウエア開発のBizteX(ビズテックス、同新宿区)が手掛けるクラウド基盤を使った自動化ソフトウエア「ビズテックスコネクト」と、人工知能(AI)ソフト開発のAIインサイドの画像認識ソフト「DXスイート」と連携。ファクスや電子メール、CO-NECT以外の他社のシステムによる注文情報を自動で読み取ってデータ化。CO-NECTのシステムに自動で統合する。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ファクスや電話による受発注から専用の受発注サイトへの移行が徐々に増えている。ただ、システム環境の制約などで自営業者を中心にファクスや電話を使わざるを得ないケースも少なくない。また、4~5月の感染拡大に伴う緊急事態宣言下でも、ファクスでの注文情報を確認するために従業員が出勤せざるを得ないケースが相次いだ。

 経済産業省による電子商取引(EC)に関する調査によると、国内のEC化率は2019年で31.7%で、全体の7割近くがファクスや電話などのアナログな方法での受発注に頼っているという。

 一方、注文を受ける問屋などの受注側の企業にとっても、大口の取引先との仕事を失いたくないという理由から複数の受発注システムを持つケースもある。CO-NECTのこのサービスを利用すれば「異なるシステムの注文情報も一元的に管理できる」(同社の田口雄介社長)という。

 CO-NECTは15年に設立。飲食店向けに特化した受発注システムを開発した「ハイドアウトクラブ」が前身。同社の受発注システムCO-NECTの9月のユーザー数は前年同月の10倍超に達する。

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