テクノロジー

中国、月の土壌採取成功 米ソ以来、44年ぶり帰還へ

 3日の新華社電などによると、中国の無人探査機「嫦娥5号」が月面で土壌などの試料採取に成功した後、離陸した。予定通り、今月中旬に地球に持ち帰ることができれば、1976年の旧ソ連の「ルナ24号」以来、44年ぶりで、米国、旧ソ連に次いで3カ国目となる。習近平指導部は「宇宙強国」を目指して技術力と経験の蓄積を図っている。

 嫦娥5号は1日に月面に着陸。試料は複数の場所から採取した。ロボットアームで月の表面から集めたほか、ドリルを使って地中からも採取し、専用の装置に密封した。今後、月の周囲の軌道で待機している地球への帰還機と合体し、試料を受け渡す。

 今月中旬に中国の内モンゴル自治区に着地する予定。中国は月面着陸時の衝撃緩和システムなどに、独自の技術を用いたとアピールしている。

 中国は昨年、嫦娥4号で月の裏側への軟着陸に世界で初めて成功した。今後の嫦娥6号以降では、月の南極の探査も計画。将来、月面での無人研究基地の建設や、有人探査機の着陸も想定している。(共同)

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