テクノロジー

はやぶさ2「全て順調」 6日にカプセル着陸へ

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4日、6日未明に予定している小惑星探査機「はやぶさ2」の試料カプセルの帰還について、飛行やカプセルの回収準備は全て順調で、予定通り実施すると発表した。

 会見した責任者の津田雄一プロジェクトマネージャは「非常に精度良く順調に飛んでいる。慎重に運用してきたことが功を奏した。チームワークのたまもので準備は万端。最後の運用をきちんと実行していきたい」と意気込みを語った。

 JAXAによると、小惑星リュウグウの試料が入っているとみられるカプセルは5日午後2時半に機体から切り離され、6日午前2時半ごろ大気圏に突入。同3時近くにオーストラリア南部の砂漠に着陸する。カプセルが発する電波などを手掛かりにヘリコプターなどで捜索し回収する。

 カプセルは大気圏突入時に1万度を超える超高温にさらされ、これに耐えられるかどうかが最後の難関となる。突入の際は、地上から火球のように見えるという。

 会見にはオーストラリアのメーガン・クラーク宇宙庁長官もオンラインで参加し「非常に画期的なわくわくする機会で、協力できることは素晴らしい。無事に帰還することを祈っている」と述べた。

 JAXA宇宙科学研究所の国中均所長は「日本の宇宙探査は失敗を重ねてきたが、はやぶさ2は思い描いた通りに進んで地球を目指している。ようやく胸を張ることができそうだ。最後の一歩を確実にこなすことを期待している」と話した。

 はやぶさ2の機体はカプセル分離後に地球から離れ、別の小惑星1998KY26に向かう。11年後に到着して探査を行う予定だ。

Recommend

Ranking

アクセスランキング

Biz Plus