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エアアジアが全路線廃止 新型コロナで事業継続断念

 経営破綻した格安航空会社(LCC)エアアジア・ジャパン(愛知県常滑市)が運航を手掛ける中部空港発着の全4路線が5日、廃止となった。新型コロナウイルス流行による航空需要消滅で経営が悪化し、10月に事業継続の断念を公表、全便で運休が続いていた。

 廃止するのは、拠点とする中部空港から札幌、仙台、福岡を結ぶ国内3路線と、台北-中部の国際線1路線。12月5日をもって全路線を廃止すると10月に国土交通省に届け出ていた。

 同社は11月に、東京地裁に破産手続き開始を申し立て、財産の処分を禁止する保全管理命令を受けた。今後は、地裁の破産手続き開始決定を経て財産を処分した後、会社は消滅する見通し。

 事業断念に伴い、航空券の払い戻しを受けられない顧客が2万3千人以上いることが判明している。返金の見通しが立たない航空券代は約5億2千万円に上り、保全管理人が救済のため株主の楽天などに支援を求めている。

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