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健康や体調確認、支援拠点を来春新設 訪日客受け入れ再開へ万全

 政府、与党は8日、観光目的の訪日客が滞在中、健康状態の申告や相談に応じる支援センターを来年3月にも新設する方針を固めた。政府は訪日客受け入れ再開に向け、まず小規模ツアーを試行する予定で、センターは新型コロナウイルス感染が広がらないよう体調確認を徹底。集めた情報は、来夏の東京五輪・パラリンピック会場への入場管理にも役立てる。

 月内にまとめる今年度第3次補正予算案に関連経費を計上する。

 政府が3日決定した観光需要回復プランは、多数の訪日客が想定される五輪を見据え、小規模ツアーを試行すると明記。センターはその環境整備の柱となる。

 ツアーは少人数で観光地を分散して巡る。関係者によると、ツアー参加時の査証(ビザ)発給は旅行会社側が保証人となり(1)入国前にPCR検査を受け、結果を提出(2)民間医療保険の加入-などを要件とする。具体的な時期や対象の国・地域は、国内外の感染状況を見極めながら詰める。

 入国後は、支援センターのシステムに旅券番号を登録、2週間は毎日の健康状態を入力するよう求める。新型コロナが疑われる場合はセンターが多言語で相談に応じる。システムの情報は、都道府県や保健所も見られるようにする。支援センターは訪日客の感染が分かった際などの対応手順も定め、自治体や宿泊施設、旅行会社に周知する。

 センターは五輪期間中、その後も存続。五輪会場に訪日客が入場する際は、センターのシステムに記録された体調などの情報を確認できるようにする。

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