金融

12月の貸出残高、2カ月連続で最大 コロナ対応で

 日銀が12日発表した令和2年12月の貸出・預金動向(速報)によると、国内銀行と信用金庫を合わせた月中平均の貸出残高は、前年同月比6・2%増の577兆6393億円だった。平成12年1月の公表開始以降の最大を2カ月連続で更新した。新型コロナウイルス流行への対応や、企業の合併・買収(M&A)のための融資が積み上がった。

 国内銀行は5・9%増の501兆8972億円。大手銀などの「都銀等」が7・1%増の234兆2212億円で、地方銀行と第二地方銀行の合計は5・0%増の267兆6760億円だった。令和2年末の資金手当ては、企業が早くから手元資金の確保に動いたため限定的だったという。

 都銀と地銀・第二地銀を合わせた実質預金と譲渡性預金の残高は9・3%増の802兆8673億円で、平成3年7月の公表開始以降の最大を更新。初めて800兆円を突破した。

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