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コロナで在宅消費伸びる 20年のスーパー売上高5年ぶり増

 日本チェーンストア協会が21日発表した2020年の全国スーパー売上高は、既存店ベースで前年比0.9%増となり、5年ぶりに前年実績を上回った。新型コロナウイルス感染拡大を受けた外出自粛やテレワークで在宅時間が増え、自宅での食事機会が例年より多くなって食材購入が伸びたことが要因。

 新店を含む全店ベースの売上高は2.6%増の約12兆7597億円。消費税増税に伴う駆け込み需要があった19年から反動減などがみられたものの、「巣ごもり需要」が高まったことで食料品を中心に好調に推移した。

 商品別では食料品が4.7%増で、特に農産品や畜産品の売り上げが伸びた。衣料品は在宅勤務が浸透した影響でスーツなどのビジネス関連商品が振るわず、16.9%減だった。

 井上淳専務理事は記者会見で「ウィズコロナの生活が続く当面は、昨年来の節約志向型や生活防衛型の消費行動が続くだろう」と指摘した。同時に発表した20年12月の既存店売上高は前年同月比2.7%増で3カ月連続のプラスだった。

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