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ローソンが本屋併設店を強化 郊外照準、巣ごもり需要で漫画人気

 ローソンがコンビニ内に本格的な品ぞろえの本屋を併設した店舗の出店を強化している。新型コロナウイルス流行による「巣ごもり需要」で、漫画や絵本の売れ行きが好調だ。書籍と一緒に飲料などもよく売れており、利用客の買い回りも狙う。住宅街では書店の減少で本を直接手に取る場所が少なくなっている。コロナを機に在宅勤務の普及が進み、郊外で需要が伸びるとみている。

 ローソンは昨年11月に大手書店チェーンの文教堂と組み、横浜市緑区に書店併設店の鴨居駅東店をオープンした。店舗全体の3割強を占める書籍売り場には雑誌や漫画、料理本、ビジネス書など約1万2000冊をそろえる。品ぞろえは文教堂が担い、一緒に売り場づくりもしている。店頭に在庫がない本も備え付けの端末で取り寄せられる。

 子供と一緒に店に立ち寄った女性会社員(37)は「周辺に本屋がないので、コンビニにあると使い勝手がいい」と話し、人気漫画「鬼滅の刃」を購入した。店舗のオーナーの惣野通幸さん(74)は「本屋があるおかげで、お客さんが気軽に入ってきてくれる」と説明する。

 ローソンは現在、書店併設店を埼玉、神奈川、広島の3県22店舗で展開しており、直近の書籍の販売は前年より約4割伸びている。

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