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ツイッター、5回の違反で「永久凍結」 選挙投稿ルール改定 (1/2ページ)

 米ツイッターは1月、全世界共通の選挙に関する投稿ルールを改定した。選挙や住民投票の妨害を目的とする投稿や「不正選挙」などと選挙結果を誤解させる書き込みに対し、警告や削除を行うと明示。5回の違反でアカウントを永久凍結するとの基準も示した。米大統領選の混乱を踏まえたとみられるが、衆院選を年内に控える日本でも注目されそうだ。

 ツイッターが公表した「市民活動の阻害に関するポリシー」では「投票が終了した」「投票所で長蛇の列ができている」などの誤解を招く主張や、不確かな情報に基づく「投票改(かい)竄(ざん)」などの投稿を違反と明示。選挙結果が確定する前の勝利宣言や、候補者に成り済ましたアカウント作成、投稿も違反と定めた。

 一方、候補者や政党に関する不正確な言及や「対立的で偏見に満ち、特定の政党を支持する見解」は違反にならないとした。ツイッタージャパンの広報担当者は「一企業が情報の真偽を判断すべきではない」とした上で「品質の高いコンテンツ(内容)が表示されるよう注力している」とコメントした。

 削除や凍結のルールが以前よりも明確になったことに関し、専門家の間では前向きに捉える意見が多い。ジャーナリストの津田大介さんは「選挙への信頼を損ねる行為を取り締まる宣言と捉えるべきで踏み込んだ内容」と評価する。

 九州大の成原慧准教授(情報法)は、単に偏見に満ちた書き込みだけでは違反にならないと明示した点を「表現の自由に配慮したものだろう」と分析。「選挙ルールは国によって違う。国別の事情に合わせた対応があってもよいのではないか」と述べた。

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