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露、寒波で石油増産できず 2月はOPECプラス割当量未満か

 ロシア各地で異例の寒波が猛威をふるい、一部の油田でパイプラインへの供給が抑制されている。同国は2月に石油を増産するとみられていたが実現していない。

 関係者によると、ロシアの1日から15日までの原油・コンデンセート(超軽質原油)生産は1日当たり平均138万トン。これは日量1011万5000バレルに相当し、1月の水準を約4万4000バレル下回る。

 石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国で構成する「OPECプラス」は先月、2月と3月の供給抑制で合意。サウジアラビアが大幅減産を行う一方、ロシアと隣国カザフスタンは増産、それ以外の参加国は生産を据え置くことになっている。ロシアは2月に日量6万5000バレルの増産が認められた。

 ブルームバーグの推計(換算比率は1トン=7.33バレル)によると、2月第1、2週のコンデンセート生産が1月の水準並みだった場合、原油生産は日量約917万5000バレル相当となり、ロシアの生産枠を日量約8000バレル下回る。OPECプラスが昨年合意した協調減産の下で、ロシアの生産量が同国に割り当てられた量を下回るのは初めてとなる。

 ロシアの国営パイプライン運営会社トランスネフチは、シベリアの一部地点で2月初旬以降にパイプラインへの原油供給が減少しているとし、要因の一つに大寒波の影響を挙げた。(ブルームバーグ Olga Tanas、Dina Khrennikova)

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