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暗号メッセンジャーアプリ「ビート」米国版を提供開始

 SNS運営などを手掛けるビート・ホールディングスは、国内で展開しているスマートフォン向けのウォレット機能付き暗号メッセンジャーアプリ「CMWT」の米国版「BeatChat US」を開発、米国で提供を始めた。

 CMWTはブロックチェーン技術により、第三者によるデータの削除や改竄(かいざん)などに対する強力なセキュリティーを確保。利用者間の暗号化されたメッセージ機能や、経済的な価値のあるトークンの配布などにも対応できるといった特徴がある。米国版はまず米グーグルのスマホOS(基本ソフト)「アンドロイド」に対応、米アップル製OSにも順次対応する。

 同社はCMWTのほか、ブロックチェーン技術を活用し、位置情報などとも連動するSNSアプリ「Inou」を展開。このほど米国最大の保守派組織であるアメリカ保守連合(ACU)が主催する保守政治活動会議(CPAC2021)の公式アカウントを通じてInouのPRを行うなど、アプリの米国での普及活動を始めた。

 同社は今後、米国での収益化のための広告配信機能や投票システムの開発、アプリシステムの連携などを推進。国内と合わせて2年内に利用者100万人、投稿数計3000万件を目指す。

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